第19回 外装―『太陽光発電でエコな生活を』

注目されている太陽光発電
東日本大震災による福島原発事故の影響で、原子力発電に対する信頼が大きく揺らいでいます。“脱原発”の気運が高まる中今、太陽光発電に注目が集まっています。
太陽光発電は屋根に太陽電池を取りつけ、太陽の光で電気をつくります。つくられた電気はご家庭で使用し、使いきれずに余った電気は電力会社が買い取ってくれます。
首都圏では計画停電や夏の電力不足が心配されていますが、太陽光発電は停電になった時でも太陽が照っていれば電気を使うことができるすぐれものです。
また、太陽光発電は二酸化炭素や排気ガスを排出しません。地球温暖化が進む中、太陽光発電は環境にやさしいシステムです。

昨年、宅建設店で太陽光発電システムを設置させていただいたお客様は、「夏の間、結構たくさん発電したに!電力会社へ売った電気代が、うちの電気代を大きく上回った。儲けるつもりでつけたわけじゃないけど、プラスになるとやっぱりうれしいなぁ。それに太陽光発電をつけてから、家族みんなが節電をするようになったんな。」と、話してくださいました。

飯田市は太陽光発電に最適な地域
とは言え、太陽光発電システムは決して安い買い物ではありません。購入時にかかった費用が、回収できるかどうかは気になるところです。
一般的には、10年~15年で元が取れる(購入時にかかった費用が回収できる)と言われていますが、購入するシステムや日照時間、屋根の大きさ、角度、方向も発電に影響を与えますし、電気の使い方やメンテナンス費用などによっても異なります。
ちなみに、飯田市は日照時間が長く、年間日照時間は日本でもトップクラス。年間を通じて安定して日照時間が確保されるので、太陽光発電には最適な地域です。

補助金制度を上手に活用して
太陽光発電システムの設置には、国や地方自治体から補助金が支給されます。
平成23年度の国からの補助金額は、1kWあたり4万8000円です。申請期間は、平成23年4月12日(火)~平成23年12月22日(木)で、予算がなくなり次第、終了となります。
飯田市の補助金はまだ発表されていませんが、発表されたらいち早くお知らせします。
なお、各自治体により補助金額や申請期間が異なりますので、詳しくは各地方自治体の窓口もしくは宅建設店までご相談ください。
太陽光発電の補助金は、うれしいことに国と各自治体の両方から受けることができます。

オール電化と組み合わせてお得に
太陽光発電をオール電化と組み合わせれば、昼間は太陽光発電でつくられる電力を利用し、夜間はお得なオール電化の電気料金プランで大幅な光熱費の削減が期待できます。
また、余った電気の買い取り価格は1 kWあたり4 2円で、日中の電気の使用量を減らせば、たくさん電気を売ることができ、さらにお得です。
太陽光発電を導入したら、「どのくらい光熱費が削減されるの?」、「どのくらいで元が取れるの?」、太陽光発電とオール電化を導入すると、「どのくらいお得なの?」と思われた方は、現在の電気代や電気使用量などをもとに、発電や光熱費のシミュレーションをしてみませんか。今の生活がどのように変わるのか?ぜひ検討材料にしてみてはいかがでしょう。

詳しくは宅建設店まで、お気軽にご相談ください。

国による太陽光発電システム導入補助金申請については、
太陽光発電普及拡大センター(J-PEC) ホームページ をご覧ください。