内装リフォーム
- 床がフワフワするのですが?
年月が経つと、ベニヤやフロアの糊がきかなくなって、沈んだり浮いたりするようになってきます。
問題個所の数が多ければ全面的なフローリングの張替えがよい方法かもしれませんが、部分的なものであれば、その部分だけの下地補強・張替えで十分な場合もあります。
床全体の傷み具合などに応じて、適切なアドバイスをさせていただきますので、一度ご相談ください。- 京壁がカビで黒ずんだり、ボロボロとはがれ落ち掃除が大変。なんとかしたいのですが?
京壁のような塗り壁は、再度京壁を塗る、もしくは剥がして他の仕上げにする方法があります。
京壁を剥がし他の仕上げにする方法としては、ベニヤもしくはボードを貼り、その上にクロスを貼って仕上げる方法があります。
最近は健康を考え、京壁を剥がし調湿・消臭・断熱などの効果がある珪藻土(*)を塗る方法もあります。*珪藻土(けいそうど)
植物性プランクトン(藻)が海底や湖底に堆積して化石化したものです。
珪藻の粒子には1ミクロンにも満たない小さな孔(あな)が無数にあり、この孔が調湿性・消臭性などに役立ちます。自然素材で安心できる壁材です。- 部屋のリフォームを一度にするとお金がかかりそうなので、壁・床・天井と時期をずらして 徐々に行いたいと思っていますが?
内装リフォームを個別に行うと割高になります。
「とりあえず壁のクロスだけ貼替えて、また数年後にお金が貯まったら床材を張替えよう」とお考えの場合でしたら、壁のクロス・天井材・床材など内装全体を一度にリフォームするほうが賢明です。
壁・床・天井と個別にリフォームすると家具移動などの手間や作業コスト(施工費)がそのつど掛かるので結果的に割高になる場合があります。
いずれ部屋全体、家全体のリフォームをするのであれば、内装全体を一度にリフォームする方法をおすすめいたします。- 現在和室なんですが、畳をフローリングに変えることは可能ですか?
畳からフローリングに変えることは可能です。
ただし、下地・骨組みは和室と洋室とでは違いますので注意が必要です。
畳からフローリングにされるのであれば、壁や建具などの交換もご検討されてみてはいかがでしょうか?
適切なアドバイスをさせていただきますので、一度ご相談ください。- 壁に貼るクロスと、天井に貼るクロスは違うものなんですか?
素材自体に違いはありません。
デザイン面として、以前は違うクロスを張るのが主流でしたが、最近では、お部屋を広く見せるため、また、統一感を持たせるために同じものを張ることが多いです。
貼替えの場合は、下地が目立たないよう、厚手のクロスをおすすめいたします。- 床暖房は、どんなものを選べばよいの?
床暖房は、大きく分けて「温水式」と「電気式」の2 つに区分されます。
温水式床暖房…熱源機(ボイラー)で沸かしたお湯を床下のパイプに循環させて暖房します。
お湯を沸かす熱源はガス、電気、灯油が使われています。
電気式床暖房…ヒーターを内蔵したパネルを床下に埋設して電気を通して暖める方法(非蓄熱式)や床下に蓄熱材を設置し深夜電力を利用して熱を蓄える(蓄熱式)方法があります。床暖房選びは、1日の中で使う時間の長さとイニシャルコスト(設備費)・ランニングコスト(燃料費・メンテナンス費など)の兼ね合いで考えるとよいです。
使う時間が短く、こまめに床暖房を入り切りするなら電気ヒーター式が向いています。
メンテナンスが不要な点も電気ヒーター式の特長で、部分的な床暖房も得意です。
1日で使う時間が長く、広い面積を暖めたい場合は、温水式や電気蓄熱式のものが向いています。
温水式は定期的なメンテナンスが必要です。- 床暖房だけで部屋は暖かくなるの?
部屋の構造や気温、人によって個人差がありますが、一般的にヒーターの敷き込み率が約60%以上であれば部屋は暖かくなります。
外気温が非常に低い日などは、立ち上がり時に他の暖房機器で室温を18~20℃程度に上げていただくと、快適な室温分布になります。- 床暖房の床に水をこぼしても大丈夫ですか?
少々の水なら、すぐに拭き取れば問題ありません。
多量の場合は一旦スイッチを切り、十分にふき取って乾いてからご使用ください。
多量に水をこぼしたまま放置しておきますと故障の原因になります。- 薪ストーブは、今住んでいる家にも取り付けられるのですか?
薪ストーブは新築の家だけでなく、今お住まいになっているお宅へも取り付けることができます。
ただし、新築と違い、建築方法や使用建材により施工方法が異なったり制約があったりします。
お問合せをいただきましたら、自宅にお伺いして下見をさせていただきます。その上でより快適にお使いいただける方法をご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。- 薪ストーブはいくらするの?
薪ストーブ本体だけ購入しても薪ストーブ生活は楽しめません。
購入総額は薪ストーブ本体+煙突部材+工事費の合計となります。
工事費に関しては施工方法などにより異なってきますので、現場の状況を確認し、お見積りさせていただきます。
また、今お住まいになっているお宅へ設置する場合には、煙突を通す造作や薪ストーブ設置場所の床の補強などで新築時より多少コストがかかる場合がございます。一度ご相談ください。- 寒さの厳しい地域の使用に適した暖房エアコンはありますか?
通常のエアコンの場合、外気温度が低く湿度が高いときに暖房運転すると、室外機に霜がつき、暖房能力が低下することがあります。このような場合、霜取り運転のため、15分ほど暖房が止まり、その間に室温は約5~6℃も低下してしまいます。
霜取りも暖房も同時運転できる機種にすれば、霜取りの間も暖房(=温風)が止まりません。
暖房能力が優れており、低外気温時でも安心してご使用いただけます。- エアコンを省エネで使用するポイントは?
暖めすぎ、冷えすぎにならないように、こまめに室温調節をしましょう。
例えば、設定温度を暖房時には1度下げる、冷房時には1度高めるだけで約10%も省エネになります。
また、冬の日中は日光を入れ、夜間はカーテン・ブラインドで熱の漏れをふさぎましょう。特に夏の場合は直射日光を防ぐと、省エネ効果が約5%あります。
他にも、フィルター掃除をこまめにしたり、タイマー機能を有効に活用して必要な時間だけ運転するなど、少しの心掛けが省エネにつながります。- 内窓って何ですか?
今ある窓の内側に、もう1つ付ける窓のことです。
窓が二重になるので、断熱性はもちろん防犯性・防音効果もアップします。
内窓設置は現在ついている窓はそのままで、外壁や室内の壁を壊すことなくリフォームできます。
不快な結露、こたえる寒さ、防犯、騒音などの不満や不安を簡単に解決できます。- リフォームで一番効果のある断熱方法は?
窓が一番熱の出入りが大きい場所ですので、壁天井よりもまずは、窓ガラスの断熱性を高めましょう。
現在単板ガラスの場合には、複層ガラス(ペアガラス)にしたり、二重窓にするなどの方法があります。
次に、断熱材が入っていない壁天井や床に断熱材を入れると効果的です。
現状を確認のうえ、一番効果の得られる断熱方法をアドバイスさせていただきますので、お気軽にご相談ください。- 内窓は浴室にも取付けられますか?
取付けられます。
浴室でも使用できる「浴室仕様」の内窓があります。錆びに強い素材(アルミ製)なので湿気に強く、下地のないシステムバスの樹脂壁などへの取付けも可能です。
万が一割れてしまってもケガをしづらい安全な強化ガラスにすることもできます。
浴室や脱衣所は、ヒートショックを起こしやすい場所ですので、内窓設置リフォームはおすすめです。- 今住んでいる住宅に断熱材を入れることはできますか?
天井裏に人が入れる空間がある場合には、その部分に断熱材を入れることは可能ですが、壁や床下などの隙間がない部分に入れたい場合には、壁を壊すなどの大がかりな工事が必要になります。
天井裏に入れるだけでも、夏の2階の暑さが緩和されたり、冬の室内の暖気が外へ逃げるのを防ぐ効果が得られます。また、壁天井や床の解体がともなうリフォーム工事をする際には、ぜひ入れることをおすすめします。- 6畳間のフローリング張替え費用はどれくらいですか?
フローリングの種類や現在の状況によっても異なってくるので一概には言えませんが、下地材の傷みが少なく、既存フローリングの上に重ね張りする場合には、15万円前後。下地材の傷みが激しく床組みからの直しが必要な場合には、20万円前後の費用がかかります。
現在の状況を確認したうえで、適切な施工方法のアドバイスとお見積りをさせていただきますので、宅建設店までお気軽にご相談ください。- 2階がフローリングですが、音が1階に響くのを防ぐ方法はありますか?
2階のフローリング(床材)の下に遮音シートを敷くことで緩和されます。床材の変更やフローリング張り替えリフォーム時に、このような防音対策を合わせて行うと効率的です。防音床といった床材そのものに遮音・防音効果があるものもあります。
また、手軽にできる対策として、カーペットを敷く方法があります。- 無垢のフローリングは高いですか?
無垢材は天然木の風合いや住み心地の良さなどから高級品と思われがちですが、一般的な合板フローリングと比べて大きな価格差が無いこともあります。
無垢フローリングをお選びいただく時は、品質、耐久性、メンテナンス方法等、総合的に理解し、イメージや予算とよく照らし合わせながらご検討していただくことが大切です。- なぜ結露が人の健康に悪影響を及ぼすの?
結露そのものが有害なわけではありません。結露によりカビやダニが増殖することで、アレルギー、アトピー、ぜんそくなどの健康被害を引き起こしやすい住環境になってしまうのです。
換気・除湿・断熱を考え、結露防止を心がけましょう。
また、発生した結露に気付いたら、すぐにふき取るようにしましょう。