家づくりのよくあるご質問

エアコンを省エネで使用するポイントは?

暖めすぎ、冷えすぎにならないように、こまめに室温調節をしましょう。
例えば、設定温度を暖房時には1度下げる、冷房時には1度高めるだけで約10%も省エネになります。
また、冬の日中は日光を入れ、夜間はカーテン・ブラインドで熱の漏れをふさぎましょう。特に夏の場合は直射日光を防ぐと、省エネ効果が約5%あります。
他にも、フィルター掃除をこまめにしたり、タイマー機能を有効に活用して必要な時間だけ運転するなど、少しの心掛けが省エネにつながります。

内窓って何ですか?

今ある窓の内側に、もう1つ付ける窓のことです。
窓が二重になるので、断熱性はもちろん防犯性・防音効果もアップします。
内窓設置は現在ついている窓はそのままで、外壁や室内の壁を壊すことなくリフォームできます。
不快な結露、こたえる寒さ、防犯、騒音などの不満や不安を簡単に解決できます。

リフォームで一番効果のある断熱方法は?

窓が一番熱の出入りが大きい場所ですので、壁天井よりもまずは、窓ガラスの断熱性を高めましょう。
現在単板ガラスの場合には、複層ガラス(ペアガラス)にしたり、二重窓にするなどの方法があります。
次に、断熱材が入っていない壁天井や床に断熱材を入れると効果的です。
現状を確認のうえ、一番効果の得られる断熱方法をアドバイスさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

内窓は浴室にも取付けられますか?

取付けられます。
浴室でも使用できる「浴室仕様」の内窓があります。錆びに強い素材(アルミ製)なので湿気に強く、下地のないシステムバスの樹脂壁などへの取付けも可能です。
万が一割れてしまってもケガをしづらい安全な強化ガラスにすることもできます。
浴室や脱衣所は、ヒートショックを起こしやすい場所ですので、内窓設置リフォームはおすすめです。

今住んでいる住宅に断熱材を入れることはできますか?

天井裏に人が入れる空間がある場合には、その部分に断熱材を入れることは可能ですが、壁や床下などの隙間がない部分に入れたい場合には、壁を壊すなどの大がかりな工事が必要になります。
天井裏に入れるだけでも、夏の2階の暑さが緩和されたり、冬の室内の暖気が外へ逃げるのを防ぐ効果が得られます。また、壁天井や床の解体がともなうリフォーム工事をする際には、ぜひ入れることをおすすめします。

6畳間のフローリング張替え費用はどれくらいですか?

フローリングの種類や現在の状況によっても異なってくるので一概には言えませんが、下地材の傷みが少なく、既存フローリングの上に重ね張りする場合には、15万円前後。下地材の傷みが激しく床組みからの直しが必要な場合には、20万円前後の費用がかかります。
現在の状況を確認したうえで、適切な施工方法のアドバイスとお見積りをさせていただきますので、宅建設店までお気軽にご相談ください。

2階がフローリングですが、音が1階に響くのを防ぐ方法はありますか?

2階のフローリング(床材)の下に遮音シートを敷くことで緩和されます。床材の変更やフローリング張り替えリフォーム時に、このような防音対策を合わせて行うと効率的です。防音床といった床材そのものに遮音・防音効果があるものもあります。
また、手軽にできる対策として、カーペットを敷く方法があります。

無垢のフローリングは高いですか?

無垢材は天然木の風合いや住み心地の良さなどから高級品と思われがちですが、一般的な合板フローリングと比べて大きな価格差が無いこともあります。
無垢フローリングをお選びいただく時は、品質、耐久性、メンテナンス方法等、総合的に理解し、イメージや予算とよく照らし合わせながらご検討していただくことが大切です。

なぜ結露が人の健康に悪影響を及ぼすの?

結露そのものが有害なわけではありません。結露によりカビやダニが増殖することで、アレルギー、アトピー、ぜんそくなどの健康被害を引き起こしやすい住環境になってしまうのです。
換気・除湿・断熱を考え、結露防止を心がけましょう。
また、発生した結露に気付いたら、すぐにふき取るようにしましょう。

押入がカビ臭くて… 対策は?

汗を吸った布団を入れたり、戸を閉め切ってしまうことで内部の空気が滞留しやすい押入は、とても湿気やすく結露しやすい場所です。押入の中に物を詰め込み過ぎないようにしたり、スノコを敷いたりして空気が循環するようにしましょう。
また、時々戸を開けて、押入内に空気を通してあげましょう。

無垢フローリングで床暖房は可能ですか?

少し前までは、無垢フローリングに床暖房をつけるとフローリングが収縮してしまうので、採用するのは難しいとされてきました。
しかし、最近では木材乾燥技術の進歩により、熱による収縮、反りを抑制した床暖房対応の無垢フローリングが出ています。数や種類が少なく、普通の無垢フローリングに比べると割高ですが、床暖房の場合でも使用することができます。
ただ、無垢材に変わりはありませんので、完全に収縮しないとは言い切れません。気になる場合は、無垢材以外の検討をおすすめします。

窓を開けての換気では不十分なの?

換気方式には、窓などを開けて換気する「自然換気」と、換気扇などを使って換気する「機械換気」があります。今までは、部屋の換気は窓を開けて行う自然換気方式が主流でしたが、シックハウス対策の観点から建築基準法が改正され、居室には原則として機械換気設備の設置が義務付けられました。
窓開け換気は、風がふけば大変効果的な換気になりますが、いつも風があるとは限りませんし、冬場や夏場の冷暖房時や夜間には窓を開けないほうがよい場合もたくさんあります。
換気扇による効率のよい換気で、常に新鮮な空気を保ちましょう。

寒い日の朝、ガラス一面にびっしり水滴が…何かいい対策はありませんか?

最も効果的なのは、やはりペアガラスにするのが一番です。
サッシ本体を交換しなくても、ガラスのみをペアガラスにすることもほとんどのサッシで可能です。
また、室内側に別途サッシをつけ、二重サッシにする方法もあります。
他には、熱交換型の換気扇を付け、換気に心がける。ガラス面にフィルムを貼るなどがあります。

畳は何年で取替えが必要ですか?

2年ごとの裏返しで4年の表替えが基本と言われていますが、日頃のお手入れで変わってきます。
畳替えは、傷みが少ない場合で15年~20年位です。

キッチンが狭いので、オープンで開放感のあるものにしたいのですが?

狭いキッチンは増築すれば広くはなりますが、費用もかかりますし、敷地に余裕がない場合など増築が難しい場合も多々あります。
増築をせず限られたスペースでリフォームする場合、出窓をつくったり、トップライトを設けて明かりを取り入れてみたり、ダイニング部分を吹き抜けするなど、
工夫しだいで広く見せることができます。
キッチンのリフォームで最近多いのは、隣接する部屋との間仕切り壁を撤去し、LDKにする方法です。
オープンで開放的な空間が生まれます。

浴室をリフォームする時期、判断ポイントは?

タイル張りの浴室の場合は、目地の汚れが特に気になるところです。
カビの発生がひどく汚れが落ちない、という理由でリフォームを検討される方は少なくありません。
そのほかには、バリアフリーにしたい、寒いお風呂が苦痛など…リフォームをする理由はさまざまですが、目地やタイル自体にひび割れなどが入っていたら、緊急の対処が必要です。
特に木造住宅の場合は、ひび割れから水が奥深くまで入り込み、土台や柱を濡らすので腐食の原因になります。
湿気が多く日の当たらない浴室などの場所は、シロアリにとって絶好の住処となってしまうので、1日でも早い対応が望まれます。

高齢者に配慮したトイレにするには?

和式トイレの場合は、洋式トイレへの改修をおすすめします。
壁には立ち座りを補助する手すりを取付け、入口は引き戸もしくは外開きのドアにしましょう。
また、入口の段差は危険ですので、トイレの床が廊下より下がっている場合は、かさ上げするなどして段差をなくしたほうがよいでしょう。
最近は入ると照明と換気扇が自動で入り、出れば自動的に消えるような機能や、便座のフタが自動的に開き、立ち上がると自動洗浄する機能など便利な商品を選択する方が増えています。

ガスコンロを IH クッキングヒーターに変更できますか?

現在ご使用のシステムキッチンにガスコンロなどが組み込まれている場合は、
IHクッキングヒーターがガスコンロと同じ約60cm幅なので、コンロを取り外し、そこへ組み込むことで変更が可能です。
また、システムキッチンでない場合(キッチンセットにガステーブルを置いている場合)でも、
ガステーブルと置き換えるだけで設置可能な“据え付けタイプ”の IH クッキングヒーターがあるので、簡単に変更できます。
いずれの場合もIHクッキングヒーターの使用には、200Vの電源が必要になります。
通常の家庭用電源は100V なので、まずは200V 対応が可能かどうか確認が必要です。
その状況により、配線工事が必要な場合もありますので、一度ご相談ください。

トイレのスペースは変えず、広くなる方法はありますか?

最近は洗浄のための水を蓄えるタンクがない、タンクレスタイプのトイレが主流になってきました。
全体がスッキリしたデザインでコンパクトなため、トイレの空間に余裕と広がりができますので、
限られたスペースでのリフォームにも最適です。
タンクレストイレにリフォームする場合、機種により決められている最低必要給水圧以上の給水圧力がないと設置できません。低水圧地域または低水圧箇所の場合は、事前に水圧測定し、設置可能かどうかを確認する必要がありますのでご相談ください。
また、タンクレスタイプは手洗い器がつけられないので、別に手洗い器を設置する必要があります。

トイレをリフォームする時、手洗いはどのようなものがおすすめですか?

トイレスペースに余裕があれば、トイレのタンクで洗うよりは、カウンター式もしくは単独の手洗い器を設けたほうが、手が洗いやすくなりますし、収納を兼ねたものであれば効率的です。
タンクレストイレはタンクで洗うことができませんので、手洗い器が必要です。
狭いスペースの場合、壁に埋め込むタイプにすればスペースをあまり取らずに設置できます。
※壁への埋め込みについては、構造上対応できない場合もありますので、ご相談ください。

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