第21回 外装―『忘れていませんか?屋根のメンテナンス。』
屋根塗装(塗り替え)の必要性をご存知ですか?
風雨に絶えずさらされている屋根は傷みが激しいうえ、排気ガスや紫外線によって汚れたり、表面の塗装が
色あせ(変色)するなど美観が損なわれやすく、コケ、藻などは、人体への影響も及ぼします。
また、劣化した屋根から雨水が建物に入ると、建物の内側から腐食する可能性もあります。
自然に囲まれた飯田下伊那地域では、樹木の落ち葉や花粉が屋根を汚す要因となっていることも多く、
建物を長く使うには、家を傷める様々な要因から建物を守ることが必要です。
屋根塗装(塗り替え)は、家を傷める様々な要因から家を保護する役目を果たします。
屋根の塗り替え時期の目安
・カラーベスト、コロニアル・・・8年~10年
・セメント瓦・・・・・・・・・・6年~8年
・トタン屋根
カラートタン・・・・・・・・・6年~8年
亜鉛メッキトタン・・・・・・・8年~10年
ステンレストタン・・・・・・・8年~10年
立地などの環境により傷み具合は異なりますが、屋根塗装(塗り替え)は新築から6~8年の間で1回目を行うのが理想です。
少し早い時期に塗り替えを行うことによって後々の耐久性が良くなります。
その後は10年ごとを目安に行うとよいでしょう。
建物を守り、長く使うためにも、定期的な塗り替えをおすすめします!
また、足場を架けたついでに、雨樋などの塗装も行えば経済的です。
新築してから10年以上になるけど何も手を入れていない、また屋根塗装をしたのはずいぶん前という方は、
そろそろ屋根の点検を行ってみてはいかがでしょうか?
屋根の塗り替えサインをチェック
お住まいの屋根をチェックしてみてください。
□ 汚れが目立っていませんか?
汚れのなかでも多いのが、カビ・コケ・藻。
美観を損ねるのはもちろんですが、アレルギー感染症を引き起こす原因にもなります。
□ 塗膜がはがれていませんか?
はがれた部分から、大気中の炭酸ガスや水が浸入し、内部を傷めたり、雨漏りの原因になります。
住み心地には関係ないように思えますが、これらの症状が気になったら施工業者に依頼し、屋根の状態や下地材が腐っていないかをよくチェックしてもらうことが必要です。
サビが目立つようだと、下地材が傷んでいる可能性もあります。下地材が傷んでいると、屋根塗装(塗り替え)だけでは手に負えず、新しい屋根材に葺き替える大掛かりな工事が必要になり、高額な費用がかかります。
ご不安に思う症状がございましたら、お気軽に宅建設店までご相談ください。