第1回 耐震補強①―『備えは万全ですか?』

2009年8月11日に起きた静岡県の駿河湾を震源地とした地震では、飯田・下伊那地域でも、大きな揺れを感じました。
早朝だったので、まだ布団の中でぐっすり☆という方がほとんどだったのではないでしょうか?

その時、あなたはどのような行動をとりましたか??
布団の中でじっと治まるのを待っていた…
あわてて飛び起きテーブルの下へ…
あわてたあまりケガをしそうになった…なんて方もいらっしゃるのでは?!

ちなみに私は、布団を持ってオロオロ…。
天井からぶら下がった電気は激しく揺れ、弱々しい本棚は横に大きく揺れている…
押さえるべきなのか…それとも安全な場所へ避難するべきなのか…
結局何もできず、外を眺めてみたり、ただウロウロしていました。

いざ地震がきたとき、あなたは身を守る行動ができる自信がありますか?

近い将来、起こるだろうとされている東海地震
東海地震が起こった場合の地震動の強さは、飯田・下伊那地域では震度6弱以上と推定されています。
震度6弱は、「人が立っていることが困難であり、屋内では固定していない重い家具の多くが移動・転倒するような震動であり、耐震性の低い木造住宅では倒壊するものがある。」とされています。

大地震が起きた時は、その場で身をかばうのが精一杯なような気がします。
ですから、身の回りの安全を確保するために、最低限の地震対策を行っておきたいですね!!

地震対策はお済ですか??備えは万全ですか??
大地震への備えをまだ何もしていないという方は、案外多いのが現状です。
大地震で命を落とさないためにも、耐震補強をぜひ多くの方にしていただきたい―。
そう思います。

でも、何をどうすればよいの?? というのが本音ですよね。

まずは、
我が家の建築年月や傷み具合を調べてみましょう。

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※耐震診断や耐震補強の補助金制度は、飯田市だけではなく、お住まいの町村でも実施しています。
町村によって制度の内容が異なりますので、詳しくはお住まいの役場窓口もしくは当社までおたずねください。