第10回 新築―『エアサイクルの家は、夏涼しく、冬暖かく!』

肌で感じる温度差
「前の家では、ストーブをつけっぱなしでコタツに入っとっても背中が寒かったのに、新しい家はストーブで一度部屋を暖めたら消しても、こたつだけで暖かい。宅さんが言っとった通りだなぁ。」
一昨年、新築させていただいた飯田市内にお住まいのお客様がそう話してくださいました。
お客様が建てられた家は、エアサイクル住宅です。

エアサイクルの工法を部分的に利用して増築させていただいたお客様は、「夏は増築した部屋に行くと、冷房を入れていないのに涼しいと感じます。他の部屋は異常に暑いです。冬は増築でないほうの部屋がとにかく寒くて。こんなにも違うんですね。」と肌で感じる温度差にビックリされていました。
エアサイクルの家にお住まいのお客様は、「夏涼しく、冬暖かい」を実感していらっしゃいます。

なぜ、夏涼しく、冬暖かいの?
エアサイクルの家は、断熱材で住宅の外側全体を包み込んでいます。
エアサイクル住宅独自の断熱材Cmボード(コムボード)の内側にはダイヤカットと呼ばれる溝があり、床下~壁内~小屋裏と空気がよどむことなく動きます。
冬は暖気、夏は涼気を通わせることで、「夏涼しく、冬暖かい」を実現しているのです。

1001
動く空気は寒さや暑さを和らげるのはもちろん、湿気を拡散させるので温度差がなくなり、結露の発生を抑えます。

電気代はかかりません
エアサイクルの家は、エアコンや送風機のように電気や機械を使いません。
空気には暖めると軽くなって上に行く、冷やすと重くなって下へ沈む、広い所からいきなり狭い所を通ると勢いよく動く、といった性質があります。エアサイクルの家は、その性質を利用し、自然に空気が動くのです。
エアサイクルの家は、床下と小屋裏にある換気口を開け閉めするだけで、夏と冬の切り替えができるように工夫されています。

1002
暑い夏は、換気口を開けて熱くなった空気を上昇気流によって吐き出し、温度を下げます。
寒い冬は、夏とは逆に床下と小屋裏の換気口を閉めて冷たい外気を遮断します。また、太陽の光で空気や壁、床が温められ、暖められた空気が、温度差によって動きます。建物全体を空気が動くことで、各部屋の温度差を少なくします。冬場に部屋と浴室やトイレ、廊下などの急激な温度変化から起こるヒートショックを防ぐことができるのです。

自然の力で空気を動かすため、電気代はかかりません。それどころか冷暖房をつけっぱなしで過ごすことが減るため、光熱費を抑えることができ、とてもエコで経済的です。
一般的な工法に比べるとエアサイクル住宅の工事費は、少し高くなります。
しかし、省エネルギー性と建物そのもの長寿命化により、建物を使用するときにかかる費用(光熱費・石油等のエネルギーコスト・修繕、維持管理費・改修費など)を抑えることができます。

エアサイクル住宅にご興味のある方は、ぜひ宅建設店まで、お気軽にご相談ください。