第15回 内装―『今どきのエアコンはこんなにすごいの?!』

欲しかった機能満載
一昔前までは、エアコン知らずだった飯田下伊那地域でも、近年、地球温暖化の影響で30度を超える猛暑日が続くようになり、エアコンを購入されるお客様が増えたように思います。またオール電化住宅の普及や安全面から、冬場の暖房機器も石油ストーブからエアコンへ移り変わりつつあり、新築では、欠かせないものとなっています。

ただ、気になるのは電気代ですよね。
家庭の電気代の約4分の1はエアコンが占めると言われています。しかし、エアコンの省エネ技術は進み、10年前に比べて、電気の消費量が半分程度にまで下がっています。
最近では、さらなる省エネ性の追求で、運転の無駄をなくすための技術が進んでおり、気流や湿度を制御して体感温度を向上させたり、自動清掃機能で性能悪化を防いだりと、各メーカーとも、さまざまな工夫で省エネ化を図っています。上手に使えば電気代を半分近くまで抑えられます。

もちろん快適さも妥協できないところです。
夏場は冷えすぎて体がだるくなるし、冬場は乾燥が気になって…
特に女性で「エアコンが苦手」という人は多いですね。実は私もその1人です。
まめにフィルターを掃除しないとすぐにホコリっぽくなるのも気になります。しかし最新のパンフレットを見ると、思わず心を動かされるような機能がいっぱいです。

*空気清浄、除菌、消臭、換気ができる。
*室温を下げずに除湿できる。
*フィルターやエアコン内部を自動でお掃除。
*霜取り中もノンストップ暖房。
*省エネ機能の充実。

ただ冷やすだけと思っていたエアコンが、菌・ウィルスを抑制してくれたり、気流のコントロールで風が体に直接あたらないようにしてくれたり、肌にうるおいを与えてくれる機能が付いていたりするものもあり、進化した機能にビックリ!電気代だけでなく機能から検討する価値もありそうです。

エアコンの選び方
エアコン選びのポイントは大きく分けて2点あります。

それは「家の構造」と「設置する部屋の広さ」です。

一般的に鉄筋のほうが木造よりも、空調効果が高いといわれています。
よく6畳~8畳用とか書いてあるのがありますよね。

この場合、小さい数字のほうが木造で大きい数字のほうが鉄筋の目安となります。
ですから、木造なら6畳、鉄筋なら8畳までという意味です。
また、冷房と暖房では広さの許容範囲は違いますから気をつけましょう。

選び方のコツとしては、部屋の広さに対して少し容量が大きめの方を選んでおいたほうが、長い目で見ると電気代が安くなるそうです。
部屋の広さに合わない小さなエアコンを選んでしまった場合、パワー不足でなかなか適温にならないため、常にハイパワーで運転することになります。結果、消費電力が大きくなり、電気代が余計にかかることがあります。使用する部屋の広さに合った機種を選びましょう。

いよいよ購入しなきゃかな?!
夏場の熱中症対策には欠かせない存在になってきているエアコン。
「そろそろ夏のエアコンが欲しい。」「古くなったから買い換えたい。」という方は、冬場の暖房も兼ねて検討してみてはいかがでしょうか?
特に高齢になると、石油ストーブに給油する作業はとても困難です。それに比べ、燃料を補充する必要がないエアコンは、リモコンで簡単に操作できますし、火の気の心配もないので、とても安心で便利です。

量販店でも買うことのできるエアコンですが、宅建設店でもお手頃価格で取り扱っております。
「たくさん種類がありすぎて、どのようなものがよいかわからない。」「取付け場所がわからない。」と悩む前に、宅建設店までお気軽にご相談ください。